ていうかゲーセン大好きコジカ先生です。
あなたはどんな時に、お金を払って商品を買いますか?
私たちが当たり前に繰り返している「お金を払う」という行動には
深い深い理由があったのです
この記事でわかること
ユーザーがお金を払ってしまう時はどんな時なのか。
それを知ると、あなたのヨガを必要な人に届けることが簡単になります!
人はどんな時にお金を払うのか
あなたが商品を買う時を思い出してみましょう。
そんなにヨガウェアって必要なのかなあ。。。。
「人に商品を売る」と言うことに関して、いくつかのパターンがあります。
最初から欲しい人に売る
その1
最初から欲しい人に売る
→その商品が欲しい人に、商品の情報を届けて買ってもらう。
GoogleやAmazonで検索して、商品を探している人に、
商品の情報を届けて、見つけてもらうことで購入に至る。
探している人に、商品の情報を届けて購入してもらうのは、
比較的簡単に商品を売る方法です。
興味はあるけど欲しいとは思っていない人に売る
その2
興味はあるけど欲しいとは思っていない人に売る
→具体的に行動に移すところまで促す
こっちの方が多い!
この人たちには、
具体的に行動するところまで促すことが重要です!!
購買における3つの層
このように、マーケティングを考える時、
消費者は、潜在層、顕在層、非認知層の3つの層に分けることができます。
この3つの層は、それぞれ異なる認知度と行動傾向を持っており、
アプローチ手法も異なります。
どんなにあなたがサービスを紹介しても、
相手がそもそもサービスの利用を検討していない人では
購買にまで感情が動きません、
興味を持ち、利用を検討している人だからこそ、
サービス紹介を受けて導入を検討してくれるのです。
顕在層、潜在層のそれぞれのニーズに合わせて訴求しなければ、
施策の無駄打ちになってしまいます。
顕在層は「商品を買いたい」や「サービスを利用したい」と気持ちが前のめりになっている状態のため、
細かい説明よりも料金やサービスの内容→ヨガ/ピラティスでいうと
クラスの内容といった、
購買するうえで決め手となる重要な情報を求めています。
一方、潜在層は購買を検討する段階ではなく、
ニーズの自覚や認知すらしていない状態です。
そのため、
- どのような悩みや課題を解決できるのか
- どんなクラスや講座なのかを認知させる内容を訴求する
ことが求められます。
各ターゲット層へのアプローチ方法
「顕在層」ってことだね
いくらヨガウェアのセールをしても、意味がないかもしれないね。
そんな人には、まずはヨガを始めるとことからお伝えしないと、ヨガウェアは買わないよね。
顕在層はピンポイントで狙う
顕在層は自ら情報収集や調査をおこなっているため、
その過程で自分の求めるものが見つかれば問い合わせや購入などの行動を起こす見込みが高いです。
顕在層へのアプローチ方法として代表的なのが、次の2つです。
1、リスティング広告(検索広告)
リスティング広告(検索連動型広告)とは、
ユーザーの検索する語句に連動して、検索エンジン(Google や Yahoo! など)の検索結果画面の上下に表示されるテキスト広告です。
例えば。。。
大阪市内に住む、地域にもうすぐ出産を控えている女性が、
健康維持のため出産のために<マタニティヨガ>を探していたとします。
そこで、その女性はきっと
「マタニティヨガ」「大阪」
といったキーワドで検索するでしょう。
その検索をした際に、web上で、
あなたが開催する
『大阪駅から徒歩5分!マタニティヨガは〇〇!」
という検索結果が出てくる。
それが、リスティング広告です。
2、公式LINEで宣伝
あなたのスタジオ/クラスの公式LINEを活用して、
既存のメンバーの新たなクラスや講座をお知らせします。
あなたの公式LINEに登録していただいているユーザーは、
すでにあなたのヨガ/ピラティスクラスや講座に興味があります。
そこに、新しい商品やサービス、クラスをご案内することで、
ユーザーが求めていた情報をこちらから提案することで、購入につなげていきます。
潜在層や非認知層へ課題や悩みを認識させる
潜在層といっても、課題や悩みを認識していなかったり、
課題がなく情報収集していなかったりとフェーズはさまざまです。
そのため、各フェーズごとにアプローチ方法を検討しなければなりません。
今回は、ニーズを自覚していない顧客層=潜在層に向けたアプローチと、
あなたのサービスを認知していない顧客層=非認知層
に向けたアプローチに分けて説明します
潜在層へのアプローチ
ユーザーは自覚はしていなが、ニーズが潜んでおり、
まだ積極的に情報収集していない場合、
まずは認識できていない課題や悩みを浮き彫りにします。
自ら検索したり、悩みを解決しようとする行動を起こしていないため、
リスティング広告ではなく、
SNS を活用する方が潜在的な顧客層へアプローチできます。
SNSで悩みや課題を思い起こさせる投稿をすることで、
潜在的なニーズを掘り起こします。
例えば。。。
更年期で調子が悪い日がたまにあるが、
年齢のせいだと諦めている50代女性
そこに更年期の不調、身体の火照りや、倦怠感には
ヨガで自律神経を整えることで改善する!
というSNS投稿をする。
え!?この不調ってヨガで改善するの?
と新たな知識を得ることで、
ヨガクラスに興味を持つ。
そこから、検索したり、ヨガに興味を持つことで、
いつもSNSに出てくるあなたのクラスに行ってみたいと思う。
これが、潜在層へ悩みの掘り起こしをして、潜在的なニーズに気づいてもらうアプローチ方法です。
ヨガウェアを買うなら、ヨガマットも色を合わせた方が、美しく見えて映えるらしいよ!
だから、ぼくは映えなかったのかー!
<必要性×緊急性>が購入のカギ
そもそも、人はどんな時に、財布の紐が緩むのでしょう。
やっぱ年末の大掃除にケルヒャーは必要だよね。
ドンちゃんが、年末に買った、ケルヒャーの高圧洗浄機。
ここにどんな秘密が隠されているのか、
詳しくみていきましょう。
必要性の特徴
人が、商品を購入するとき、
そこには必ず「必要性」があります。
高圧洗浄機も、自宅の壁が汚れていないと必要ないですよね。
また、汚れていても簡単に掃除できる汚れだと、わざわざ高い高圧洗浄機を買う必要はないので、
「高圧洗浄機じゃないと取れない汚れがある」
これが、必要性です。
ただ!!
この必要性だけでは、なかなか売れないのが現状です。
今じゃなくてもいいか。
とか
もっと他に良いものがあるかもしれない。
もっとお金をかけなくても汚れが取れる方法があるかもしれない。
とかで、
人は簡単に安くはないものを購入はしません。
緊急性の特徴
そこで、決め手になってくるのが、
この「緊急性」です。
例えば朝起きたら歯が痛くて痛くて、どうしょうもない時。
私たちは全ての用事を差し置いて、近くて早急に治療をしてくれる歯医者を探します。
それは、緊急性しかない行動です。
このように、人は緊急性が高いほど、迷わず目の前の商品を購入します。
ドンちゃんがついつい買ってしまった年末の高圧洗浄機は
- 年末しかない特番
- 今しかない割引率
- 今なら、10大得点がついてくる
- 今買うと、年内に届くので、年末の大掃除に間に合う!
- 限定100台!売り切れたら終わり!
とこれでもか!と今しかない「緊急性」を訴えてきます。
<必要性×緊急性>が一番強い
このように、人は
その商品で現在抱えている問題が解決する=「必要性」
今購入しないと、次にチャンスはない=「緊急性」
の2つがが揃った時に、迷わず商品を購入します。
どうでしょうか?
あなたのサービスや商品は、
ユーザーにこの「必要性×緊急性」をお伝えしていたでしょうか。
よくやりがちなのが、
一見、とっても説明上手な営業マン。
よくよく聞いてみると、必要性だけをひたすら訴え続けるているので、なかなか成約には至りません。
大切なのは、購入へのブレーキを取っ払う「緊急性」です。
あなたのセールスは、「必要性」×「緊急性」の二つを用いていますか?
ヨガ/ピラティスの素晴らしさばかり、訴えていませんか?
なぜ、「いま!すぐに!」ユーザーに必要なのか。
を伝えるだけで、あなたのクラスや講座に多くの人が集まるでしょう。
ぜひ、一度、見直してみてください。
緊急性のなせる技だね!
ぜひ意識して見てみてね。
人は「必要性」だけでは、商品は買わない。
そこに「緊急性」が備わることで、購買意欲がぐっと高まる。
あなたはユーザーに
「必要性」×「緊急性」の2つを訴えていますか?