深夜のスイーツがやめられないコジカ先生です!
食べちゃダメってわかっているけど、
ついつい食べちゃう深夜のドーナツって
なんて美味しいんでしょうか。
でも、なぜ人は、ダイエットするぞ!!
と思っていても、
ついつい深夜にドーナツを食べてしまうのでしょうか。。。
そこには。
人間の生命維持に関わる脳の仕組み
が関係しているのです。
\この記事でわかること/
モチベーション上げるとはどのような仕組みなのか
根性論ではない、人間の仕組みを知ることで、
無駄に頑張らなくてもあなたの未来が変わるシステム
をお伝えします
あなたのモチベーションが上がらない理由
今日こそは、早起きしてヨガの練習をするぞ!
って決めたのに・・・
起きたらお昼だったよー!ぼくって根性ないのかなあ・・・
と思った5分後に、焼肉屋の予約しちゃったり・・・
明日から!いや、来週から!
いや、来月から・・・ってどんどん先延ばしにしちゃうのはなんでだろう。
それは、ドンちゃんの根性だけが問題じゃないかもしれないよ!
モチベーションは根性論?
やる気はあるのに、実際の行動に移すには、
なかなかモチベーションが上がらない。
今日から頑張る!と決めても、
ついつい先延ばしにしちゃったり。
そんなことって、よくありますよね?
それって根性がないから?でしょうか。
中途半端な目標だからでしょうか?
私たちは、日常的にモチベーションという言葉を使って、
やる気の度合いや、目標に向かう努力をしますが
実は・・・
モチベーションと脳の仕組みには深い関係があります。
生きるために必要な機能「ホメオスタシス」
せっかく頑張ろうと思っているのに、アナタが躓く理由。
ダイエットするぞ!と決めても、どんどん後回しにしてしまう理由。
いや、アナタだけではなく
全人類!!
全人類!!
がつまづく理由。
それが・・・
ホメオスタシス
=恒常性です。
ホメオスタシスとは
人間には生命を維持するために
ホメオスタシス(恒常性維持機能)というものがあります。
ホメオスターシスについて
ヒトの体は外界の環境や、内部の変化に対して常に生命維持に必要な生理的な機能を正常に保とうとする 機構を備えています。
この仕組みを「ホメオスターシス(恒常性維持)」と呼びます。
体温、循環・血圧、血 糖値、呼吸や免疫、エネルギー代謝などの生理的機能の調整が、休むことなく生体内では行われています。
たとえば体温が上昇したときは、それを生体(体温中枢)が感知して、
神経系を介して血管や筋肉、内分 泌器官等に刺激をおくり、体温を平熱に保とうとします。
生命維持を司る生理機能は、お互いに密接な関連・連携のもとに多重的に恒常性を維持できるように働い ています。
医科「生理学展望」 16版 p44
厚生労働省HPより
ウソでもなんでもない人間の生理現象なんだよ
つまり、人間は生命を守るために「いつもと同じ状態」を維持しようとします。
例えば、温度が1度以上変化すると、細胞内での化学変化に影響が出始めます。
でも、生き物は環境との関わりなくしては生きていけません。
そのために、体内では細胞レベルから内臓レベルに至る体内のいろんな部分が協調して、
体内環境維持のために働いています。
このプロセスを生体恒常性(ホメオスタシス)と言います。
「生きていること」が最優先で、”快適に生きる”とか”長く生きる(未来の話)”とかよりも”確実に生きていられること”、つまり”今の状態”(今生きてますよね)を維持しようとします。
何か変化したらもしかしたら生きていられないかもしれない、
だから今を維持する、そんなイメージです。
生命維持のための機能、なのでむっちゃ強力!!
なのです。
ホメオスタシスを逆手に取ろう!
ドンちゃん、覚えてる?
だから、その特性を活かして。
”変化すること”
を
”変化させなければいい”んだ!」
そう。
ホメオスタシスの特性は恒常性=現状維持が好き
=変化が嫌い。
てことは・・・
【変化し続ける】ことを
【変化させない】ようにすればいいんです。
ホメオスタシスを利用した習慣化
つまり、それは
習慣化!!
つまり、つまり・・・・
変化し続けることを現状維持させる!!
変わり続けるあなたをホメオスタシスしちゃえばいいんです。
どんなに頑張っても抗えない人間の生理現象なら
むしろ仲良くなって利用させてもらえばいい!
- 常に変化し続けること
- 常にアップデートし続けること
を習慣化することができれば、
まさにそれがホメオスタシスにハマり、
あなたは常に変化と進化をする状態になります。
何かに抗って、苦しんで変化するのではなく、
変化することが当たり前になっているあなたになるのです。
習慣化するための3つの方法
では、その「変化し続けることを当たり前にする」ためにはどうしたらいいのでしょう。
1、スモールゴールにする
例えば、ダイエットして20キロ痩せたいとします。
毎日運動して、食事制限して、生活習慣整えて・・・
20キロ痩せるってめちゃくちゃ時間かかるし、根気がいるし。
とか思ってたら、
「20キロ・・・遠い!無理ーっ!!」
って思っちゃいますよね。
でも、それを
『毎日、体重計に乗る!』
に目標を変えると、どうなるでしょう?
とにかく、体重計に乗るだけなので、
まず、楽々達成できます。
おまけに、毎日、自分の体重を把握することで、食事や運動に気をつかうようになり、
結果的にダイエットしていた!なんてことにも繋がります。
小さな目標を達成することで、自信にもなるし。
目標を達成し続けることが当たり前になると、
なんなら、
体重計に乗らないことが不安になる。
という、小さなホメオスタシスが働いて。
気づいたら習慣化していた!
こうして、スモールゴールで、習慣化は身につくのです。
2、20秒ルール
習慣化したい物事に取り掛かる時間を20秒以内にする方法です。
ハーバード大学のショーン・エイカー博士が提唱されたものです。
博士によると、「人間は取り掛かるまでに20秒以上かかる物事を先延ばしにする」
傾向があるそうで。
この性質を利用して、
習慣化したいことは20秒以内に取りかかれるようにし、
逆にやめたい習慣は20秒以上かかるようにしておくと、
狙ったものを習慣化することができます。
例えば
- 起きてすぐヨガの練習をしたい → ベッドの隣にヨガマットを敷いて寝る
- 作業中に携帯を見る癖をやめたい → 携帯を離れた場所に置いておく
こうして、20秒の手間をコントロールすることで、
良くない習慣を手放し、
良い習慣化を手に入れる事ができます。
3、既存の習慣に付け足す
最後にもうひとつ、オーソドックスだけど強力な方法をご紹介します。
それは、「すでに習慣化されているものと新しい習慣をセットにする」というものです。
例えば
- 車の移動中は、オーディブルを聴いて、聴く読書をする
- 歯磨き中は、中腰になって体幹トレーニングをする
新しく取り入れたい習慣は、既存の習慣に加えることで
比較的簡単に習慣化できます。
新しいチャレンジは怖くない
新しいチャレンジをする時、
私たちは必ずこのホメオスタシスの壁にぶち当たります。
その時に、
「こんなに頑張れないってことは、私は本当はやりたくないのかな・・・」
「頑張ってやってみようと思うのに、なかなか身につかないのは、向いてないのかな・・」
と落ち込んだり、不安になったりしますが。
それ、ぜーんぶ誤解です!!
これって、やる気でも、モチベでも、適正でもなく。
ぜーんぶ、ホメオスタシスのせいです!!
だから、
だからこそ!!
ホメオスタシスの仕組みを理解して、
うまく習慣化につなげるのです。
自分を否定して落ち込む暇があったら
とにかく習慣化!
新しいことにチャレンジする時
人はホメオスタシスでつまづいてしまう
現状維持が好きなホメオスタシスを利用して
とにかく習慣化して
「変化し続けることを当たり前にする!」
脳の特性を味方につけた者だけが
変化し続けるのだ!!