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知らないと損!顧客満足度を上げる脳のヒミツ

生徒の満足度はどれくらい?

あなたのクラスに通っている生徒の満足度はどれくらいだと思いますか?

毎週、もしくは月に2,3回。
通ってくれる方は、どれくらい満足しているのでしょうか。

もしや!?
初回の体験無料には来るんだけど、
その後がなかなか続かない・・・。

最初は張り切って来てくれるんだけど、
段々と足が遠のいて、気づいたらパッタリ・・・。

とか。
人が来ないわけじゃないけど、
いつも新規の生徒の獲得に必死。

という状況に陥ってないですか?

 

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
わー!レッスンめっちゃ良かったですぅ。
また来ますーぅ!
って言って、こない人・・・多い!!
コジカ先生
コジカ先生
社交辞令ってやつだね
初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
けっこう頑張ってレッスンしてるんだけどなあ・・・

レッスンもサービスも悪くはないはず。

ていうか!!
ヨガだってピラティスだって、続けることで効果が出てくるのに、
たった1、2回で辞めちゃったら、効果も何も感じることなく終わっちゃうから勿体無い!!

「頑張って痩せたいです!」
って言ってたよね?

「毎日続けたら、人生変わりそう!ついて行きますっ!!」
って言ってたよね?

なのに、なかなか生徒が続かない。
その理由はどこにあるのでしょうか?

\この記事でわかること/

人が続けたくなる脳の仕組み

を知ることで

生徒の望む未来を提供できるようになって

クラスの顧客満足度が上がる

頑張りたいのに頑張れない人間の性

この世界で百億人が口にしている馴染みのセリフ

「ダイエットが続かない…」
「勉強が続かない…」

「食事制限は明日から…。いや、来週から…。いやいや来月から。
もういい!来年から!!」

もう何回聞いたでしょうか?

こんなに、世界中の人が決意して目標を立てるのに、なかなか叶わない理由。

それは、圧倒的な人間の性!

脳の仕組みに秘密があります。

頑張れないのは仕組み=「ホメオスタシス」

せっかく頑張ろうと思っているのに、アナタが躓く理由。
ダイエットするぞ!と決めても、どんどん後回しにしてしまう理由。

いや、アナタだけではなく

全人類!!

全人類!!

がつまづく理由。

それが・・・

ホメオスタシス=恒常性です。

 

  ホメオスターシスについて

ヒトの体は外界の環境や、内部の変化に対して常に生命維持に必要な生理的な機能を正常に保とうとする 機構を備えています。

この仕組みを「ホメオスターシス(恒常性維持)」と呼びます。

体温、循環・血圧、血 糖値、呼吸や免疫、エネルギー代謝などの生理的機能の調整が、休むことなく生体内では行われています。

たとえば体温が上昇したときは、それを生体(体温中枢)が感知して、
神経系を介して血管や筋肉、内分 泌器官等に刺激をおくり、体温を平熱に保とうとします。

生命維持を司る生理機能は、お互いに密接な関連・連携のもとに多重的に恒常性を維持できるように働い ています。
医科「生理学展望」 16版 p44

厚生労働省HPより

 

コジカ先生
コジカ先生
厚生労働省のHPに載ってるハナシだから、
ウソでもなんでもない人間の生理現象なんだよ

つまり、人間は生命を守るために「いつもと同じ状態」を維持しようとします。

例えば、温度が1度以上変化すると、細胞内での化学変化に影響が出始めます。
でも、生き物は環境との関わりなくしては生きていけません。
そのために、体内では細胞レベルから内臓レベルに至る体内のいろんな部分が協調して、
体内環境維持のために働いています。

このプロセスを生体恒常性(ホメオスタシス)と言います。 

「生きていること」が最優先で、”快適に生きる”とか”長く生きる(未来の話)”とかよりも”確実に生きていられること”、つまり”今の状態”(今生きてますよね)を維持しようとします。

何か変化したらもしかしたら生きていられないかもしれない、
だから今を維持する、そんなイメージです。

生命維持のための機能、なのでむっちゃ強力!!

なのです。

心理的ホメオスタシス

心理学的な意味のホメオスタシスは、

「現在の生活様式や自分自身などを変えようとした時に、
なるべく変えないようにする心理」

を表します。

例えば・・・

■「よし!ダイエットするぞ!!」

↓  ヾ(*´`*)つ  >>ホメオスタシス<<

「明日からでいいか…。明後日からでいいか…。」→まあいっか!!

 

■「よし!明日から運動するぞ!!」

↓  ヾ(*´`*)つ  >>ホメオスタシス<<

「キッツ!!運動する方がストレスだし!!」→まあいっか!!

 

■「よし!早起きして勉強するぞ!!」

↓  ヾ(*´`*)つ  >>ホメオスタシス<<

「睡眠の方が大事よね。ガリ勉ってカッコ悪いしね」→まあいっか!!

 

みたいに。

人は、変わらないことが圧倒的に楽で。
変えなくていい理由を必死に探してしまうものなのです。

 

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
これは、大変!
痩せたくても、簡単に運動できない仕組みになってるんだね!
コジカ先生
コジカ先生
そう!!決して、本人の意思が弱い訳じゃないんだ

ホメオスタシスを利用しよう

そんな強力なホメオスタシスが襲ってくる中、

自分のなりたい

  • ダイエットに成功して、痩せる!スタイルが良くなる!
  • 毎朝運動をして、健康な身体を手に入れる!
  • 勉強をコツコツ続くけて、キャリアアップ!

といった、理想の未来を手に入れいる人たちは
どのようなテクニックを使っているのでしょうか?

 

ホメオスタシス=恒常性維持を逆に利用しよう

脳は変化が嫌い

ってことは、小さな変化でちょっとずつ脳を騙す。

そして、いつの間にか習慣化!

が正解です。

step1 : スモールステップで変化を促す

一気に変化しようとすると、ホメオスタシスに負けてしまいます。

なので、まずはちょっとずつ・・

 

ほら、ちょっとずつ・・・

ほら、ちょっとできた!!

ためそ「ホメオスタシスの目」より

痩せたいからって、
「よっしゃ!!毎日ジムに通って、トレーニングして、食事制限して・・」
といきなりハードな変化はホメオスタシスに負けてしまいます。

それよりも

  • まずはトレーニングウェアに着替える
  • 腕立て伏せを1回だけする
  • おやつを食べたいと思ったら30分だけ我慢する

といった。
スモールステップで変化を促していくのが正解です。

step2 : 気づいたらやっていた作戦

そうして、気づいたら、毎朝ヨガウェアに着替えることは習慣になった。

ヨガの練習5分するのは、当たり前になった

運動するのが当たり前になった!!

急激な変化を嫌うホメオスタシスも、
ちょっとの変化が続くと、

その変化をすることが当たり前になり

朝起きてヨガをしないと気持ち悪い!
勉強しない方が変な感じ!

と徐々に、新しい自分が当たり前になっていきます。

step3 : 最初の1ヶ月を乗り切る

一度習慣が身についてしまえば、
今度はその習慣を維持しようとする力が働きます。
そして!!

 

最初の一ヶ月は特に意識して習慣を続けることが重要です。
そして!!
この期間を乗り越えれば、ホメオスタシスが働き、
習慣が自然と継続されやすくなります。
1ヶ月を乗り切れば、新しい習慣(運動する、勉強する)が当たり前になり

 

その行動を続けることが当たり前
=その行動を止めることが難しい
=ホメオスタシスが働いている

 

状態になります。
初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
まさかの、運動が辞められなくなっちゃうんだね!
コジカ先生
コジカ先生
そう!
ホメオスタシスは敵ではなく、うまく利用するといいんだよ

あなたのレッスンを習慣化してもらうためには

では

あなたのレッスンに通うことが、生徒の習慣になるためには
具体的に何をしたら良いでしょうか。

習慣化させるための3つのステップ

step1 : スモールステップで変化を促す

step2 : 気づいたらやっていた作戦

step3 : 最初の1ヶ月を乗り切る

step1: プレゼントでスモールステップ

まずは、ヨガに来てもらう!
でもそのヨガクラスに通う、ってのが結構なハードルですよね・・・。

だからこそ!
よくあるのが、大手スポーツクラブがよくやるのが

「最初の3ヶ月は、月会費無料!!キャンペーン」
です。

 

あと、最初のモチベーションが高いタイミングを利用したのが、

「体験レッスン時に入会したら、入会金無料!キャンペーン」
もありますね。

とにかく、最初の数ヶ月に来てもらう!
休むと勿体無い!
行くしかない!
状況にして、通う頻度を上げる作戦です。

あとは

ヨガマットプレゼント!
おしゃれなウェアをプレゼント!
など。
せっかく素敵なものをもらったからそれを使ってみようかな。
とスモールステップを促す作戦もあります。

 

step2 : 気づいたらやっていた作戦

やる気になって、とりあえず一歩を踏み出した生徒に負担なくクラスを楽しんでもらうためには。

それは・・・

「小さな変化に気づいてもらう」

ことです。

ヨガもピラティスも、フィットネスも、共通で。
大きな変化は人や状況によりますが、

実は小さな変化は誰にでも起きています。

しかし、その変化はとても小さいこともあり、特に初心者は

  • 3キロ痩せた!
  • 体調が劇的に良くなった
  • よく眠れるようになった

などのわかりやすい変化でないと気づきにくいものです。

が、

  • 呼吸が深くなった
  • 関節の動きが出てきた
  • 前回はできなかった動きができるようになった

など。
生徒では気づかない小さな変化に気づくのがインストラクターの見せ所です。

本人が自覚していない小さな変化を伝えてあげることで、
モチベーションも上がるし、
その変化をさらに感じたい!とクラスに通う頻度も上がります。

step3 : 気づいたら1ヶ月を乗り切っていた

こうして、強制的に通うシステムの元
小さな変化を感じ続けて、はや一ヶ月。

通うことが習慣化
小さな変化を感じるのが当たり前

になったら。

生徒にとって、あなたのクラスはなくてはならないモノになっているでしょう。

 

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
なるほどー!
気づいたら習慣化していたっていうのは、こういう仕組みだったんだね。
コジカ先生
コジカ先生
生徒にとっても、運動が習慣化することはメリットがあるから、
ぜひ脳の仕組みを利用して欲しいね。

脳の仕組み

ホメオスタシス

人は変化することを嫌がる

を利用して。

生徒を無理なく変化させ、習慣化させる。

それが、生徒に望む未来を与え、あなたの利益にもなります