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ヨガの時代はもう終わり?!ピラティスブームを紐解く

日本で大流行!ピラティスブームを知ろう!

空前のピラティスブーム到来と言われている2024年!!

なぜこんなにピラティスが流行ってるのか。

そしてヨガはもうオワコンなのか・・・・
↑個人的にはそこが気になる、
WEBマーケを学んでインストラクター不遇の時代を生き抜く!
どん子です。

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
確かに!今はヨガよりピラティスの方が流行ってるってイメージがあるなあ。
コジカ先生
コジカ先生
実は、ピラティスのブームは今に始まったものではなくて、今まで何度もブームは来ているんだ。
そこも含めて今の流行りを見てみようね。

実は日本でのピラティスブームは初めてではありません。

ピラティスの歴史も踏まえて、現在のピラティスブームを紐解いてみましょう!

 

\この記事でわかること/

ピラティスブームの秘密を知ることで

なぜそれが流行るのか

自分のサービスを流行らせる方法がわかる

コジカ先生
コジカ先生
何度も日本ではピラティスブームは起きているけれど、

今回のブームはまたひと味違ったブームの成り立ちなんだ。

しっかり解説するから、最後までじっくり読んでね

ピラティスの始まり

今日では世界で約1700万人もの人々が日常的に実践し、
その支持は世界的に拡大傾向といえるピラティス。

元々はリハビリのために生まれたエクササイズですが、その起源はどこにあるのでしょう。

コジカ先生
コジカ先生
まずは、ピラティスはどのようにして始まったのか。見てみましょう。

zen placeより

考案者ジョセフ・ハベルタス・ピラティス氏は、
1883年、オランダ西部の国境まで約20キロの場所にある、
Mönchengladbach(メンヒェングラートバッハ)という街で生まれました。

病弱な幼少期であったことから、あらゆるトレーニングに取り組み、
熱心に鍛錬を重ねました。

14歳になる頃にはすっかり病気を克服し、
解剖学書のモデルをするほどに健康的な身体を手に入れたそうです。

第一次世界大戦の中、マン島で看護師として働くようになっていた彼は、
負傷した患者が寝たきりでも身体を強化し全身の機能を改善するエクササイズできるよう、病院のベッドを改造し、
後のピラティス専用のマシン「キャディラック(トラピーズテーブル)」の原型となるエクササイズ器具を作り、それを用いてリハビリ指導を始めました。

彼はこの後も、生涯を通して沢山の革新的なエクササイズ器具を発明し続けることになります。

 

1926年、ピラティス氏はニューヨークに到着します。

スタジオをオープンし、間も無くすると、ピラティス氏の噂を聞きつけた、
米国の主要なバレエ団の1つである「ニューヨーク・シティ・バレエ」の「ジョージ・バランシン」や、
モダンダンスの開拓者の一人でもある「マーサ・グラハム」は、
怪我をしたバレリーナを彼のスタジオに送り込むようになりました。

彼の指導により多くのダンサーやアスリートが怪我や不調から回復すると、
たちまち噂が広まり、ビジネスマンや医者、音楽家、サーカス芸人、体操選手、学生など、様々なクライアントがスタジオに来るようになり、一般の人にも広がっていきました。

(もっと詳しく知りたい方はhttps://www.zenplace.co.jp/pilates/history)

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
なるほど!ピラティスは元々は負傷した人のリハビリのために始まったんだね。
コジカ先生
コジカ先生
そう!そこがインドで始まったヨガとの大きな違いだね。

日本における第一次ピラティスブーム

2000年頃、アメリカでヨガ&ピラティスブームが起こります。
ハリウッドセレブがやっているということでブームとなりました。

その情報が、インターネットにより、日本にも入ってきたと考えられます。

日本でのブームの火付け役は「渡辺満里奈」さんだと言われています。

2005年、当時人気タレントとして多数のメディアに出演していた渡辺満里奈さんが「ピラティス道」を出版し、8万部のヒットを記録。

店舗としては、「studio yoggy」が2004年に1号店を出店。

2006年には現在日本ピラティス業界のトップを走る「zen place」が1号店を出店し、
代表的なピラティスの資格団体である「PHI Pilates」「BASI PILATES」も同時期に日本に上陸しています。

このタイミング(2005年以降)が第一次ピラティスブームと言われています。

 

第二次ピラティスブーム

2010年代中盤までは、日本ではヨガが大ブームを巻き起こしていました。

私もヨガの資格を取得したのが2013年。
地方都市でもそのヨガのブームは感じられるほどで。

日本全国で大手ホットヨガスタジオチェーンの出店により、ヨガというものが日常のエクササイズとして取り入れられてきたイメージがあります。

その頃にもピラティスはありましたが。
また一部の人にだけ浸透しており。ピラティススタジオもヨガに比べるとそんなに多くはありませんでした。

まだまだピラティスは「地味でキツイ」というイメージでした。

ただ、「日本のヨガマーケット調査2017」によると、
日本におけるピラティスの実践者が増えてきており、
ブームになってきているとの記載があります。

2015年には、日本ピラティスの第一人者である「櫻井淳子」氏が
ジョセフ・H・ピラティスの公式認定者であるロリータ・サン・ミゲルから
公式に「第二世代ピラティスティーチャー」に認定されるなど、
指導者育成も活性化した時期だと考えられます。

ピラティスの考案者、ジョセフ・ピラティスが認定した指導者より公式継承者として世界の5人に選出。日本で「世界最高品質のピラティス」普及を目指す

この辺りの時期(2015年以降)が第二次ピラティスブームと言えると思います。

 

そして今!第3次ピラティスブーム到来!!

そして、現在のピラティスブームに至るわけですが。

今までのピラティスブームと大きく違うのは

「マシーンピラティス」の拡大です。

 

2019年:世界で800店舗以上展開するアメリカのピラティスブランド「CLUB PILATES」が日本に上陸

2020年:ストレッチ最大手「Dr.stretch」がマシンピラティスブランド「WECLE」が1号店を出店

2021年:ヨガ最大手「LAVA」がマシンピラティスブランド「URBAN CLASSIC PILATES」が1号店を出店

2021年:「ピラティススタジオDEP」「the SILK」が1号店を出店

2022年:ヨガ最大手「LAVA」がマシンピラティスブランド「Rintosull」が1号店を出店

このように、2019年から2022年にかけて、多くのピラティスブランドが日本でスタートしています。

 

また、これまでのピラティスブランドも2020年から2023年にかけて、
以下のように出店数を増加させています。

渋谷、大宮、岐阜でパーソナルジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉さんのnoteより引

 

韓国からの安価なマシーンの登場

この秘密は、マシーンピラティスの増加。
つまり、ピラティスで使うマシーンが増加したことが一因となっています。

今まで、ピラティスマシーンはアメリカで製作されたものが中心で、
購入して日本に持ってくるまで、輸送費も含めて100万円ほどかかっていました。

が、最近は韓国から、安価でおしゃれなマシーンが発売され、
日本で導入するのに40〜50万円という低価格で購入できるようになりました。

低価格でマシーンが購入できるということで、

爆発的にピラティスマシーンの導入が進み、
ピラティスのマシーンクラスが一気に増えた
という背景があります。

韓国アイドルの影響

さらに、多くのK-popアイドルがピラティスを取り入れていることを公言しており、
これが日本でのピラティスの人気に拍車をかけています。

現在の日本において、

「美容=韓国」

と、特に若者の間では、
美容に関しては韓国の方がリードしており。

コスメや整形などは、韓国の流行ったものが日本でも後追いで流行るように
韓国で流行ったものを当たり前のように取り入れる、
がブームの流れになっています。

またInstagramやTikTokなどのSNSを通じて、
韓国のピラティス文化や技法が日本に伝わってるという背景もあります。

  • ①NiziU

NiziUは、グループ全員でピラティスに取り組んでいることで知られています!

「We NiziU!〜We need U!〜」という番組では、さまざまなレッスンのほかにピラティス・レッスンを受けているメンバーの様子が放送されました。

 

  • ②BLACKPINK ジェニ

BLACKPINKのジェニさんも、ピラティスへ熱心に取り組んでいる韓国アイドルとして有名です。

Instagramでは、ハードなポーズに取り組む様子が公開されています。

コメントに「월화수목금떰토」(月火水木金土日)と書かれていることから、毎日のようにピラティスに取り組んでいることがうかがえますね!

韓国スタイルのピラティススタジオの増加

発祥はアメリカですが、
現在のブームの火付け役は韓国、
という今までのブームとはひと味違う最近のピラティスブームですが、

それの伴い、
ピラティススタジオにも変化が出てきています。

pilates K HP

これは、今、日本でマシーンピラティスの専門店として全国的に店舗を増やしている
「pilates K」のHPです。

この会社はホットヨガスタジオ「loIve(ロイブ)」、サーフエクササイズ「Surf Fit Studio」全国に展開している大手ヨガスタジオです。

これを見てお気づきかと思いますが、
内装がアメリカではなく韓国風です。

淡いピンク、ミント、ラベンダーなどのソフトな色調を使用した
今、人気のないそうです。

つまり、今までのヨガやフィットネススタジオのイメージとは一転して、
いわゆる「韓国風」の内装やHPで

「ピラティス=韓国風でおしゃれ」なイメージで人気を博して
入会制限が出るほどになっています。

このように、今やピラティスは、

過去の「ピラティス=地味でキツイ」イメージを一新して
新たなブームとなっているのです。

つまりそれは、

韓国っぽいオシャレな内装空間
の中で
マシーンピラティスをやって
美容に気を遣っている
自分が好き

という、SNSにおける映えの欲求✖️美容への憧れという

現代のニーズにマッチしたブームと言えます。

ピラティスの本質的な身体へのアプローチと、
SNSの時代へのマッチングが大切だということです。

初心者ドンちゃん
初心者ドンちゃん
そっかー。いくら内容が良くても、

どう見られるか、
が良くないと人は集まらないんだね。

コジカ先生
コジカ先生
そうだね。本質的なことがいちばん大切だけど。

人が来ないと意味がないから。
何が求められているのかも、一緒に考えてみるのが大切だね。

SNSにおいて

「どんな風にみられているか」

はとても重要です。

あなたのサービスを受けることで

「自分がどう見られるか」=「そんな自分が好き」

が叶えば、あなたのサービスは求められます。

あなたのサービスを受けた人はどう見られるか

を考えることで、あなたの発信も変わっていきますね