ヨガ大不況時代がやってきた!!
ヨガインストラクターのみなさん。
ピラティスブームの昨今、頑張って生き残っていますか?
2024年はピラティスブーム到来の中、
ヨガ業界は低迷期真っ只中でした。
大手ヨガスクールは撤退。
老舗のヨガスタジオも軒並み閉店してしまいました。
大手ヨガスクールYMC、全国のスクール閉鎖へ
https://shinjukunews.com/52723
私の住む地方都市でもどんどんヨガスタジオが閉鎖して、特に全国規模のヨガスタジオの撤退が意相次いでいます。
そんなヨガインストラクター不遇の時代!
これからインストラクターとして生き残っていくためには、何が必要か知っていますか?
WEBマーケを学んでインストラクター不遇の時代を生き抜く!
ベテランヨガインストラクーどん子です。
どん子
- フリーランスヨガインストラクター歴13年
- ヨガスタジオ経営
- 大手ヨガスタジオマーケティング担当
- 産前産後のヨガ指導のプロ(産婦人科勤務10年)
ヨガの時代は終わった・・・。
ピラティスインストラクターに転身した方がいいのかな。
そんなことを考えたヨガインストラクターも多いと思います。
ですが!
ヨガにはヨガの良さ。
そしてピラティスにも同様にピラティスの良さがあります。
どちらもできるのが理想かもしれませんが。
せっかくヨガを学んで実践してきたあなたには、ぜひ!ヨガの奥深さをもっと知って。
さらに、その魅力を伝えて、この時代を生き抜いてほしいと思っています。
ヨガを学びを深めよう!
この大不況の時代に生き残るインストラクターはどんな人でしょうか?
「スタイルがよく、可愛いくて人気がある?」
「仙人のように何でも知っている」
「インドで修行をした・・・?」
など、なんとなくヨガっぽくてすごい人なら生き残れそうな気がしますか?
ですが!!
このような特徴も持つ人が人気が出るのは、一時的なことが多いです。
特に、見た目や若さなどの特徴は時間が経てば失われてしまうし、
時代の変化もあります。
人間である以上、同じ見た目や若さを保ち続けることは不可能なので、これらの要素は長く続けていくには重要ではない要素となります。
10年前までは、ヨガを教えることができる人が少なく、ヨガのレッスンを受けることができる場所も貴重だったので、ひとまず、生徒の前に立って、ヨガのポーズを教えることができればインストラクターとして需要が十分にありました。
ですが、現在はどうでしょうか。
多くのヨガの資格養成講座が開催され、
ヨガのポーズができる、教えることができるインストラクターは山ほど増えました。
<ポーズが取れるだけ>のヨガ講師は必要なくなりました。
① 生徒の『なぜ?』に答えられるインストラクター
では、これからの時代はどんなインストラクターが求められるのでしょうか。
大手ヨガスタジオで多くの講座の企画を担当し、多くのインストラクターをトレーナーとして育成してきたドン子がお伝えします!!
正解は一つではありません。
いくつかあるのですが、今回大切な2つのことをお伝えしていきます。
まずはひとつ目。
生徒の『なぜ?』に答えられるインストラクターです。
- なぜこのポーズができないのか
というのが、ヨガクラに通う生徒にとって最大の疑問になります。
が!!
ポーズの取り方を教えられるインストラクターはいますが、
身体が硬い、痛みがある、など。
様々な理由でそのポーズが取れない生徒に、
ポーズが取れなくても同じ効果を与える。
もしくはポーズが取れるようにする。
というところまで教えることができるインストラクターはあまりいません。
その違いはどこにあるのでしょうか。
それは、身体の仕組みをどれだけ知っているか
の違いになります。
ヨガといえば、ポーズを取る前にまずあぐらで座りますよね。
が!そもそもあぐらで座ることすら難しい人もいます。
「あぐらができないんですけど、どうやったらいいですか?」
と聞かれた時。
目の前の生徒があぐらができるところまで、あなたは導くことができますか?
そこで必要になってくるのは・・・
RYT200での必須科目である解剖学はもちろんですが、
さらにヨガの動きに関係あるのが
バイオメカニクスの知識です!!
一般的には「生体力学」とも呼ばれます。
- 生体素材や器官の構造と力学的性質の解析
- 心臓や血管系、呼吸器系、消化管内の物質の流れの解析
- 生体における熱や酸素の交換と代謝の解析
- 上肢や下肢などの体の一部の動きや、歩行や運動時のからだ全体の動作の解析
たとえば、人工臓器や人工関節の開発、リハビリテーション科学や福祉工学の基礎、スポーツ科学や身体教育学、自然人類学、 知能機械学や機械システム。
よくある解剖学の筋肉や骨だけではなく、
その筋肉や骨の動きや仕組みを知る学問です。
さらに生体における熱や酸素の交換と代謝,心臓や関節,脊椎(せきつい)などの器官の機能など生理学的な理解も深めていきます。
あぐらができない=股関節が硬い!だけではないのです。
身体をトータルでみる力。
それがバイオメカニクスになります。
同じあぐらができない、という状況でも、人によってその原因は様々です。
その原因から、対策までを理解するのがバイオメカニクスです。
② インストラクターの自律神経が重要
では、生徒の『なぜ』に答えることができたとして、
さらにもっと必要なことがあります。
それは、あなた自身。
インストラクター自身の自律神経です。
どんなにヨガの知識や経験があっても、
ヨガを教えているあなたの身体と心の状態が安定していなければ、実はそのレッスンを受けている生徒に良い影響を与えることはできません。
自分の状態が生徒の状態に影響がある。
それは自律神経の働きが大きく関係あります。
その自律神経を脳と身体と心を解説しているのが
ポリヴェーガル理論です。
哺乳類の自律神経系の進化と、特に迷走神経の機能に着目した理論で、心や体の状態を説明する際に用いられます。
最新の心理学やセラピーの業界では、この考え方を取り入れ、クライアントの改善に活用する人が増えています。
この流れは、ヨガやボディワークの業界にも少しずづ浸透していますが、まだ実践しているインストラクターは少ないです。
世界的も脚光を浴びているポリヴェーガル理論が、ヨガの新たな切り口となるのは確実で、すでにポリヴェーガル理論のセミナーでは、多くのトレーナーや整体師、鍼灸師、理学療法士などが殺到して、学びを深めています。
自分と生徒との感性性を自律神経レベルで考え、実践することができれば、
インストラクターとしてかなりレベルの高いクラスを提供することができます。
最新の神経学であるポリヴェーガル理論を学ばない手はありません!
いかがだったでしょうか?
ヨガだけど、ヨガだけじゃない身体の仕組み。
それを知ることで、あなたはインストラクターとして、一気に差別化を図ることができます。
- バイオメカニクス
- ポリヴェーガル理論
この新しいジャンルを学んで、
これからの時代を生き抜く、
本物のインストラクターを目指しましょう!